書写山円教寺・白山権現

今日。姫路の書写山円教寺に行きました。
数年前にトム・クルーズ主演の「ラストサムライ」のロケ地として有名になりましたが、
千年以上前、性空上人開山の聖地として、西の比叡山と云われています。

今は、ロープウェイでお参りされることが多い西国33観音霊場ですが、昔より
6本の参道が在ります。
東坂・西坂・置塩坂・鯰尾坂・六角坂・刀出坂の6本ですが、今日は東坂の
岩場のような坂道を楽しみながら登り、帰りは西坂を下りました。

東坂を登りきると、ロープウェイの山上駅より山門までの参道脇には三十三観音
の像が祀られてありました。
山内に入り、摩尼殿をお参りしたあと、裏手の自然歩道を登り、白山権現の
小さなお社から、大講堂・食堂・常行堂を見ながら、奥の院、そして法華堂などを
お参りしました。

書写山は瑞雲に導かれた性空上人が登り、庵を結んだのが始まりですが、特に
白山権現で悟りを開かれたということです。
そして、この白山権現の地は神代時代にスサノオの命が出雲に神くだられる折に
、此の地を特に気を留められて一晩お泊りになられたということから、何時の頃からか
白山権現をお祀りされたため、「スサノオのやま」が「すさやま」になり「しょしゃやま」
になったとか、インドのお釈迦さんの霊地、霊鷲山と書き写したように形が似ている
山から書写山と呼ばれたとか云われています。

性空上人について「大日本法華験記」には『人は通わず、鳥の声もきこえない
深い谷に庵を結び、食べる事に心を用いず、寒くても火を起こさず、着衣も
ぼろぼろなので、身体は、氷のようなのだが、寒さを訴えることもない。
顔はいつも微笑を含み、表情は慈悲に富み、身体の動きはしなやかで、語る
言葉はやさしさにあふれている。しかも威光はとても人並みではない。』
とかかれています。

またこの白山権現前では、毎年一月十八日に鬼踊りが行われるとのことです。

その赤鬼・青鬼は性空上人に仕えた若天・乙天の童子を表しているそうですが
この若天童子は毘沙門天、乙天童子は不動明王の化身とのことです。

最近読んだ、夢枕 獏の陰陽師、太極ノ巻の中「針魔童子」の章では性空上人
と童子の話が書かれてありました。

時間があれば、ロープウェイより歩いて上がられると、それほど疲れることも無く
楽しみながら行けますし、山上の伽藍をお参りする有り難さも違うのでは
ないでしょうか?

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