一の谷逆落とし

最近、神戸での源平の戦いの史跡巡りをしています。

神戸の福原を中心に、東の大手口は生田川から生田の森には
平知盛・重衡。
北の守りは夢野から古明泉寺付近に備えて平通盛・教経、西の
搦手口は塩屋・須磨に薩摩守忠度と平家は軍勢を分散し防御陣
を築いていたようです。


そんな中、源義経は世に言う、一の谷(または鵯越)の逆落としの
奇襲攻撃を仕掛けたことで平家方が大混乱を来たしたという話です。

その時期が、、平安時代の末期の寿永3年/治承8年旧暦の2月7日
現行暦では1184年3月20日頃と言われています。


その一の谷の逆落としが行われたと言われている場所に出掛けて
来ました。

・・・と言っても、この有名な”義経の逆落とし”が実際はどこの場所
のことなのかは諸説あるようです。

特によく知られているのは、神戸市兵庫区の鵯越付近、もう一つは
須磨区の一の谷の裏山付近、更には平家物語の創作説などが
言われています。

この鵯越説は神戸電鉄が、一の谷説は山陽電鉄がそれぞれ自説を
展開して争っています。


私自身の感じでは、兵庫区の鵯越説が納得のできる話の様に思える
のですが、今回は、須磨の一の谷の裏山付近を歩いて来ました。


一の谷の逆落とし・・・と考えられている処
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義経の進軍路
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今回は須磨の山を越えた裏側にあたる、多井畑から義経の足跡を
たどります。

多井畑八幡宮(厄神さん)
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義経一行は、源氏の守り神である八幡宮に参拝し戦勝祈願をした
という。
そして、近くには義経腰掛松の跡があります。
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この多井畑から須磨に山越えする道は、勝手は厄神参りによく使われ
ていたのですが、十数年前の宅地開発で道も無くなっています。

・・・で、高倉方面から山に入ると、鉄拐山のところに、ここで軍勢を
整えた?

”勢揃松”の石標が
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鉄拐山から逆落としの崖付近の道
今は単なるハイキング道です。 源平の時代の植生などを含め、
どの様な様子の山中だったのかは分かりませんが
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崖の先端部。 ここから海岸線を望む。 この崖と海岸線の
中間部の高台に”伝 安徳帝内裏跡”といわれている場所
があります。
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ここは阪神大震災で少し地形が変わっていますが、崖を降りる
ことは不可能ですので、右手の尾根道なら、馬一頭ずつなら
なんとか降りれるように思えます。
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途中に身方墳・寄せ手墳がつくられています
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下から見た現場(震災後かなり雰囲気が変わりました)
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安徳帝内裏跡伝承地
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この安徳宮の前の石灯籠はモルガン・ユキが寄進しています
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ここから、また数十メートル崖を降りると須磨の海岸線に出ます
狭い海岸線には山陽電車・国道2号線・JR線と通っています。
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下に降りて内裏跡方面を見ると
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この一の谷の海岸線は鉢伏山の山裾が海に迫り通行が困難
だったようで、古代は白川・多井畑などへ迂回して明石方面に
出ていたそうです。

須磨の地名も隅っこの隅が須磨となったと言われています。

麓の松林の中に”戦いの浜”の碑があります
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”一の谷の逆落し”と言われている現代の一の谷付近ですが、
平家物語が書かれた頃の一の谷とはもっと広範囲で、今の
須磨区・長田区・兵庫区の海岸線一帯を指し示していたようです。

義経の奇襲攻撃がこの現代の須磨の辺りにしては、平家の
武将の話が平敦盛一人というのも少ない様に思えます。

その反面、鵯越(兵庫区)から明泉寺から長田の駒ヶ林に
掛けては多くの名だたる平家武将が討ち死にしています。

夢野・古明泉寺の平家の守りが、義経軍の予想外の場所
からの攻撃で浮足立った平家方が同士討ちを始め、駒ヶ林
から和田の岬付近に停泊していた平家の船に乗ろうとして
逃げ出した・・・というのがこの時の戦の真相のように思います。

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