徳本上人の修行地

以前、長田の駒ヶ林にあります、徳本上人の六字名号碑
を紹介しましたが、その江戸時代の念仏者で厳しい修行を
された徳本上人の修行地が神戸の住吉の山手にありました。


現在の白鶴美術館の西方。 阪急御影の山手で、住吉山手
という高級住宅街がある坂の街に、徳本上人座禅石や弓弦羽
の滝などの滝行地があります。


この付近は、昔は赤塚山という樹々の茂る山中(昔の六甲山は
ハゲ山?だったとも)だったようなのですが、今は、すっかりと
住宅地として開発され、急な坂道ばかりの街が、山の面影を
残しています。


そのような住宅地と変貌を遂げた一角に”徳本上人座禅石”
という場所がありました。

初め、付近と思われるところを歩いて探しましたが分からず、
公園などで犬を散歩されていた人に聞きましても知らないよう
でした。

地元の人でも関心がないと目につかないようですね。

昔は、赤塚山と言われていましたが、徳本上人の謂れから
上人山などとも呼ばれていたようです。



徳本上人座禅修行地

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徳本上人の石像は、割と新しいもののようで、風貌は、上人と
同時代の人が作った木造とは、かなりかけ離れた姿だと思い
ました。
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徳本上人木像
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(こちらの木像は、京の仏師、西田立慶が彫ったもので、
享和初期(1800年代初め)の作といわれます。

 かねてより徳本上人を敬服していた立慶は、箕面の勝尾寺で
上人の姿を目にするや、たちまちその尊厳さに打たれ、御姿を
後世に残したいと上人に直接願い出たといわれます。
こうして、毎日念仏の苦修を続ける上人の姿を目に焼き付けた後、
ただちに京都に舞い戻り、寝食を忘れて一気に彫り上げたものが
この像といわれます。      (誕生院所蔵) )


徳本上人は住吉村の吉田道可に1798年にこの地に招かれ、
3年間赤塚山にとどまり、弓弦羽の滝で修業しながら村民の教化に
努めたということです。


この座禅石から坂道を下り、細い路地の様な長い石段を下ると
天神川に出ました。
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弓弦羽の滝への道
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天神川の奥に、日音寺という日蓮宗のお寺があり、そのお寺の
裏手に弓弦羽の滝という行場がありました
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日音寺

本化日蓮宗のお寺

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弓弦羽の瀧

一名龍王山大瀧、又は稲妻の瀧。

住宅開発で水量は衰え、阪神大水害により滝壷が埋まって
形を変えたが、かつてはこの滝を最大として大小12の滝が
あったと伝えられる。

徳本庵(上人寺とも、白鶴美術館の横にあったが、大水害で
消滅。現在の徳本寺)の上人が行場とし、一般里人の間にも
滝に打たれて行をしたり、病気平療の祈祷を籠めるものが
少なくなかった。

大正時代には白山大権現など多数の石碑が建てられた
修験場として栄え、上人寺第六代住職弘譽が一帯を甲南園
と称して開拓しようとしたが大正6年に志半ばで没した。

(以上 ウィキペディアより引用)

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現在の姿は、水量も少なく、滝壺も浅いものですが、それは
この上流部の宅地開発や、昭和13年に神戸に大きな被害を
出した阪神大水害による土石流の影響で滝の様相が一変した
ことによるものだそうです。

お滝場として整備されていますが、普段から活用されている
のかどうか?わかりませんでした。

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この記事へのコメント

  • tor

    「徳本上人座禅石」探すの大変でしたね。
    私の場合偶然発見して
    後で調べることが多いのですが…
    弓弦羽の瀧は水があれば
    霊験あらたかな場所として
    信仰の地として多くの方が来られるのでしょうね。
    2019年04月23日 18:54
  • ポジティブオーラ

    torさん
    ありがとうございます。
    最初、いい加減な地図感覚で
    探しましたが分からず、二回目
    には、ちゃんと調べていきました。
    高級住宅街ですが、急な坂道が
    住むには大変だと思いましたが、
    それだけに昔は滝も多く、行者
    さんが沢山いたようです。
    弓弦羽の滝は、きれいに整備
    されていますので、行をされる
    方もいるのでしょうが、お寺さんは
    普段いないような感じがありました。
    神戸には、摩耶さんへの青谷道
    などでも滝行場が有りますが、
    行をされている人も少なくなって
    いるようですね。
    ありがとうございました。
    2019年04月23日 20:31
  • winga

    こんにちは。
    「上人」が付く人たちの修行は果てしなく厳しい気がします。
    一体何に向かっておられるのか。 
    今でもそうでしょうが命と引き換えみたいに見えます。
    昔々は今より大変だったんじゃないかと考えたら
    手を合わせたくなります。
    山や滝は修行の場ですね。
    2019年04月25日 18:22
  • ポジティブオーラ

    wingaさん
    有難うございます。
    徳本上人は修行に一生を捧げて
    いるような人生を送られています。
    他力本願の念仏者の修行に意味が
    ある様に私は思っています。
    岡潔氏が大絶賛されていた、同じ
    念仏門の弁栄聖者は、『法然上人以来、
    徳本行者ほど内感豊かな念仏者は無い」
    と言われていますが、ほとんど
    知る人がいないのが残念です。
    その修行された山や滝も、今は
    大きく姿を変えていました。
    ありがとうございました。
    2019年04月25日 18:48
  • y&m

    徳本上人の名は熊野古道を歩いていて、よく耳にしましたし名号碑とも数多く出会いました。和歌山御坊市の出身で近畿地方一円を活動範囲にされている思っていましたが、関東や信州等々、師の行動範囲は驚くほど広いですね。
    2019年04月27日 00:58
  • ポジティブオーラ

    y&mさん
    いつも有難うございます。
    徳本上人は200年ほど前の人
    ですが、和歌山から出た偉人の
    一人だと思います。
    ただ、現代人では知っている人は
    少ないのではないでしょうか?
    凄い奇跡譚もあるようですが、
    殆ど伝わっていないようです。
    岡潔博士が絶賛していました
    弁栄上人(この方も凄い)という
    同じ念仏門の方が『法然上人以来
    徳本上人ほど内観豊かな念仏者は
    無い』と言われています。
    念仏教化の想いで各地を行脚された
    ようで、私利私欲が一切無かった
    人の様に感じます。
    凄いです!
    いつもありがとうございます。
    2019年04月27日 06:18

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