和気神社

和気清麻呂は、弓削道鏡の陰謀を砕いた道鏡事件で
日本史の授業でも名前が出てきますが、備前国藤野郷
(現在の和気)の出身です。

その和気氏の氏神はじめ、和気清麻呂と広虫を祀っている
のが和気神社です。


【弓削の道鏡事件とは】

称徳天皇(孝謙女帝重祚)が寵愛する道鏡を皇位に
つかせると天下泰平になるという、宇佐八幡宮の御神託
があり、その神託の確認する役目を帯びて宇佐に向かった
のが和気清麻呂です。

・・この神託そのものが道鏡の陰謀によるでっち上げのよう
ですが・・さすがに称徳女帝も、どこから降って湧いたか
分からない一度の神託では、他の公家達の理解が得られない
と思ったのか、天皇の女官であった和気広虫を宇佐に派遣
しようとします。

だが、この広虫さんは体が病弱で余り強くないため、弟の
清麻呂を代役に立てたということです。


・・こういう処から、道鏡からの賄賂を持ち出されるやり取り、
そして宇佐八幡での神託を受ける巫女たちとの駆け引き、
更に道鏡の命を受けた刺客などなど・・・・・

講談話にもなりそうな話で面白い・・・

それで!!!!

【八幡大神の神託は】

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天の日継は必ず帝の氏を継がしめむ。
無道の人(道鏡)は宜しく早く掃い除くべし


を朝廷に持ち帰り、称徳天皇へ報告。


清麻呂の報告を聞いた称徳天皇は怒り、清麻呂を
因幡員外介に左遷、さらに別部穢麻呂(わけべ
きたなまろ)と改名させて大隅国への流罪とした。

(宇佐八幡宮神託事件)


道鏡は配流途中の清麻呂を追って暗殺を試みたが、急に
雷雨が発生して辺りが暗くなり、殺害実行の前に急に勅使が
派遣されて企みは失敗したともいう

・・神戸再度山大龍寺にも、道鏡の刺客から和気清麻呂
を救った大龍の話があり、その場所も伝えられています・・・


その後、称徳天皇が崩御すると、道鏡は下野国へ左遷され
その地で死去。



この弓削道鏡の陰謀を砕いたということで知られる和気清麻呂
を祀るのが、出身地にあります和気神社です。
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川にかかる橋を渡ると、清麻呂公の大きな像があります
(高さは4.63Mだそうです)

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『我独り 天地に 慙(はづ)』 の石碑
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【さざれ石とイノシシの狛犬】

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【清麻呂公とイノシシ伝説】

ある時清麻呂は脚が不自由になって起立できなくなってしまった
が、八幡神に拝礼しようとして輿に乗って出発した。

豊前国宇佐郡楉田村(現在の大分県宇佐市和気近辺か)
に至ると、300頭の野猪が現れて道を挟んで列をなし10里
ばかり前駈して山中に走り去った。

これを見て人々は不思議なことだと思った。
神社に参拝すると清麻呂はすぐに立って歩けるようになった。

宇佐八幡宮の神封から綿8万余屯を与えるとの神託を受けて、
清麻呂は宮司以下豊前国中の百姓にこれを分け与えた。

往路は輿に乗って出発したが、帰路は馬を駆って帰還した。
これを見て驚かない者はなかったという。



【境内案内図】
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【和気広虫姫像】
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【和気清麻呂公像】
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【神社拝殿】

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神社由緒

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古くは和気氏一族の氏神として遠祖 
鐸石別命(ぬでしわけのみこと)が祀られ、和気神と称せられ
ていた。

天正19年(1591)に数町川下にあった社殿が大雨で流され
たため、現在地に遷座した。

後に弟彦王(おとひこおう)、和気清麻呂公、和気広虫姫を
祭神に加え、清麻呂公の高祖父佐波良(さわら)命、曽祖父
伎波豆(きはず)命、祖父宿奈(すくな)命、
父乎麻呂(おまろ)命を奉祀していた国造神社を合祀した。

御祭神

鐸石別命
第11代垂仁天皇の皇子で和気氏の始祖。

弟彦王
鐸石別命の曾孫で神功皇后の三韓征伐の際、反乱を
  おこした忍熊王を和気関で平定し藤野県(現岡山県
  和気郡)を与えられ土着した。

佐波良命・伎波豆命・宿奈命・乎麻呂命
和気氏の先祖で備前美作両国の国造。
  国造神社として別に祀られていたが、のちに合祀された。

和気清麻呂

和気広虫


【備前焼の撫でイノシシ】
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【本 殿】

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【絵 馬】

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和気神社の参拝を終え、この後は美作滝宮の天石門別神社
へ向かいます


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この記事へのコメント

  • kawa

    さっそく ありがとうございます
    感謝 感激
    2019年05月27日 18:44
  • tor

    羨ましくなる神社巡り旅ですね。
    大隅国配流地跡の和気神社にはお詣りしましたよ。
    こちらも狛猪でした。
    撫で牛ならぬ撫で猪なのですね。
    それも備前焼の。
    2019年05月27日 18:58
  • ポジティブオーラ

    kawaさん
    モモが元気になって良かった
    です!
    モモも心細かったことと思いますが、
    信頼できる獣医さんに頼れるのも
    安心できますね。
    よかったです!
    ありがとうございました。
    2019年05月27日 19:42
  • ポジティブオーラ

    torさん
    有難うございます。
    備前までは時間がかかりましたが、
    後は快適なドライブでした。

    鹿児島の和気神社も素敵ですね。
    和気清麻呂を刺客から助けたのが
    猪とか、足の悪い清麻呂公を
    宇佐八幡へ導いたとかの話が
    あるようですね。
    神戸の大龍寺の伝説では、大龍に
    姿を変えた如意輪観音が刺客から
    清麻呂公を救ったという話です。
    時の権力者に逆らって無事におられた
    のには、支援する公家などがいたのだと
    思います。
    現代の忖度役人とは正反対の人物だと
    思いました。
    2019年05月27日 20:04
  • ゆらり人

    私も和気神社いきましたよ。川の傍にある藤公園を見に行き清麻呂公の写真も撮ってきました
    でもこの時の写真が消えて2・3枚しか復元されずお写真を見て思い出してみました。
    山陽道も混んで大阪狭山方面から4時間弱位掛かり日帰りで疲れましたが今はもう運転できないので残念です。
    こうして拝見していると如何にただの観光で記憶には残っている物の本当の所の部分を見ずに通り過ぎているようで恥ずかしいです。
    偶に身近な神社を見ると色々浮かぶものがあります。
    ありがとうございました。
    2019年05月28日 10:12
  • ポジティブオーラ

    ゆらり人さん
    ありがとうございます!
    和気神社近くの藤の花は日本一
    だそうですね。人出も多かった
    事と思います。
    今は駐車場もガラガラで、参拝者も
    出会いませんでした。
    車は便利ですが、私もあと3年程で
    免許返納を考えています。
    備前まで神戸からでも3時間かかり
    ましたが、大阪からだとかなり体力を
    使いますね。
    この和気神社の近くを走っていると
    和気の政庁(郡衙)跡の看板を見かけ
    ましたが、通り過ぎてしまいました。
    ゆっくり見て回るには事前準備が
    必要だと思いましたが、私も
    大体いつも行き当たりばったりの
    行動で、あとで後悔しています。
    ありがとうございました。
    2019年05月28日 11:07
  • ミクミティ

    和気清麻呂の史実や伝説、実に興味深いです。
    やはり本で読むだけなく、実際に和気神社に訪れてその歴史や現在の解釈などを味わうべきだなと思いました。
    こちらもいい所ですね。
    2019年05月28日 21:24
  • ポジティブオーラ

    ミクミティさん
    ありがとうございます!
    もう少し早いと、日本一と言われる
    藤の花を見に来る人で賑わうそう
    なのですが、少し時期が終わり
    神社もひっそりとしていました。
    お陰でゆっくり参拝出来ましたが
    清麻呂公の足跡や伝説が九州や
    神戸にも残っていたのが発見でした。
    道鏡事件など、講談話に持って来いの
    題材だと思うのですが!
    ありがとうございました。
    2019年05月28日 22:29
  • y&m

    なるほど立派な神社ですね。評判の藤の季節に訪れてみたいと思います。ポジティブオーラさんの写真は毎回原寸で掲載して頂いてますので、石物の細部や説明書きがかんたんに読めるので有難いです。(^^♪
    2019年05月29日 08:08
  • ポジティブオーラ

    y&mさん
    ありがとうございます!
    藤の頃は広い駐車場も車や観光バス
    でいっぱいになるそうです。
    y&mさんの大好物の石造物は、
    私も気を付けて年代などを確認しようと
    するようになりましたが、彫りが
    風化し、写真では分からないものが
    多いですね。
    これからはメモを活用したいと
    思っています。
    ありがとうございました。
    2019年05月29日 09:16

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