一の谷潮音寺 不動磨崖仏

超大型の台風19号が東海・関東方面に向かっているところで、
被害が大きくならなければと願う事しかできないのですが、須磨の
海岸付近を歩いてきました。


JR須磨駅付近

 三社大神宮
  須磨駅から海岸に出る階段下にお祀りされています

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  恵比寿神・金毘羅神・猿田彦神  を祀る
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  今は須磨の漁師さんも少ないようですが、その漁師さんたちの
  守り神として昔からお祀りされていたのではないでしょうか・・

 海岸より鉢伏山方面

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  海岸の砂浜が以前よりかなり広がっているようですし、整備も
  されていますが、夏の海水浴客の減少に変化が有れば良いのですが。


 駅付近の道路には、須磨の名所をあらわしたカラーマンホールがありました
 (かなり傷んでいますので古いようですが、今迄全然気付きませんでした)
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JR須磨駅から国道2号線に沿って西側に歩いていくと、一の谷川と赤旗川の
合流点付近に【一の谷潮音寺】というお寺があります

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このお寺は、真言宗須磨寺派のお寺で、十一面観世音菩薩が本尊ですが、
不動明王の磨崖仏で有名です

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【不動明王磨崖仏】

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このお不動さんは石に彫られているためにお姿がやや分かりにくい
のですが、きちんとしたお不動さんの像形を表しているように
思います。
とくにお不動さんの特徴の一つである頭頂部の【沙髻】がきちんと
表現されています。
この【沙髻】は、仏が坐す蓮台を表しているということで、よく見ると
頭の上の髪の毛による蓮台が分かると思います。

この蓮台には三千諸仏、つまりは大日如来を載せているということを
表しているとともに、その大日如来が生き生きと活動している姿を
不動明王という姿で表現しているともいわれています。

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この一の谷不動尊磨崖仏等は、大阪の豪商・旧藤田男爵が 大正初期に
須磨の別邸(当寺より東一帯)に、奈良方面より運び込んだと伝えられる。

昭和十三年7月・神戸を襲った大水害で上流より、10t近い磨崖仏不動石仏
などが多量の土砂と共に、一の谷川河口の近くまで(当寺)押し流され埋まって
いたそうです。

早くもとのお姿に戻せねばと、神戸元町永田良介商店の方々を始め信仰ある
皆様に縁り、掘り起こされて手厚くお祭りされたものです。

(この潮音寺は不動磨崖仏をお祀りするため昭和47年に造られたという話です)


男爵と言うような爵位も、藤田邸(以前は藤田ガーデンと言われていました)も
今は無く、藤田邸の跡地には大きなマンションが出来ています。

磨崖のお不動さんも濁流に押し流されたと言え、こうして安住の地が得られた
ことを喜んでおられるのではないかと思います。

(藤田男爵邸・神戸新聞記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201906/0012457296.shtml

一の谷不動磨崖仏
     高さ2.7m 幅2.42m 厚さ0.61m
不動尊彫刻部
     高さ1.97m 幅1.03m


【境内の磨崖仏】

六地蔵尊(一部欠損) 室町時代後期の作風
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こちらも地蔵尊・・?(良く分かりません)
IMG_1912.JPG
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「両界曼茶羅供養塔」
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「阿弥陀仏名号石」
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この記事へのコメント

  • tor

    千葉はまだブルーシートが屋根にかかったままなのに
    嫌なコースを大型台風が進んでいますね。
    被害のない事を祈るのみなのですが…
    雲も台風接近って感じですね。

    こちらのカラーマンホールは種類が多いですね。
    これだけ揃うとマニアは嬉しいです。

    一の谷不動磨崖仏
    こんな大きなものが流されたのですね。
    無事におまつりされて良かったです。
    摩崖仏を彫るのに適した岩が多いのでしょうか?
    2019年10月11日 19:12
  • ポジティブオーラ

    torさん
     有難うございます。
     本当に自然は人間の都合などお構いなし
     ですが、出来るだけ被害が少ないことを
     祈りたいです。
     この不動明王磨崖仏は、この直ぐ東に
     別荘を構えていた藤田男爵が、奈良方面
     から運び入れてお祀りしていたそうです。
     ですから、岩も奈良のものと思われます。
     今は殆ど流れのない川ですが、昭和13年の
     大水害の時はどんなことになっていたのか
     と考えると怖ろしいです。
     台風も水害も自然の力には驚かされますね!
     ありがとうございました。
     
    2019年10月11日 19:45
  • トトパパ

    こんばんは。

    須磨、いいですね。
    昔よく泳ぎに行ったなぁ。
    色んなカラーマンホールがあるんですね。
    面白いですね。
    2019年10月12日 00:23
  • ポジティブオーラ

    トトパパさん
     有難うございます。
     須磨でよく泳がれたのですね!最近は人出も
     減ったように聞いていますが、駅付近の砂浜が
     随分広がっているのにはおどろきました。
     カラーマンホールも以前から有ったのでしょうが
     今迄全く気付きませんでした。
     如何に自分がボーっと生きていたのか・・・
     よく分かりました。
     ありがとうございました。
    2019年10月12日 06:56
  • トンキチ

    おはようございます。
    一の谷潮音寺の不動磨崖仏は、石に彫られた仏様なんですね。
    大きな石で、これを彫った昔の人はたいへんな苦労があったと思います。
    このお寺のご本尊は、十一面観世音菩薩様ということですが、おそらく不動磨崖仏の方が有名なのだろうなと思います。
    私は知りませんでしたが、インパクトを感じました。
    2019年10月12日 07:42
  • ポジティブオーラ

    トンキチさん
     有難うございます。
     潮音寺は街中の普通のお寺ですので
     本尊の参拝は出来ないので、言われるように
     不動磨崖仏の方が有名ですね。
     元々は奈良の藤田男爵の所にあったものを
     須磨の別邸に運び、お祀りしていたそうです。
     しかし昭和13年の阪神大水害で押し流された
     のを掘り出して、こちらのお寺にお祀り替え
     したようですね。
     藤田邸の跡地も今はマンションになっている
     ことを考えると、良い場所に安住の地が
     得られて良かったと思います。
     ありがとうございました。
    2019年10月12日 08:43
  • yoppy702

    空が、ヤバイという感じですね。
    海岸付近は、未だ、大丈夫でしたか?

    各地のマンホールの蓋って、特色ありますけど、この日に歩いただけで、こんなに種類があったんですか。
    「須磨歴史・ロマン紀行」と書かれてるんですね。
    神戸のマンホールの蓋ってスゴイですね。
    王子動物園のパンダなどの画像が載ってるのもありますもんね。
    その点、大阪のは、せいぜい大阪城程度です。(^^ゞ

    一の谷潮音寺さんの不動明王磨崖仏って、そんな経緯があって、ここに祭られたんですね。
    昭和13年の大水害ですか…
    多くの方の力で掘り起こされたんですね。
    昭和13年の阪神大水害の事は聞いた事があります。
    この水害で、梅の名所やった岡本梅林の大半が喪失したと、現在の岡本梅林公園の案内板に書かれてました。
    大変な水害やったようですね。
    2019年10月13日 00:32
  • ポジティブオーラ

    yoppy702さん
     有難うございます。
     須磨あたりは風雨も左程強くなかったですが、
     関東方面で台風による水害が凄いのが
     心配ですね。
     「須磨歴史・ロマン紀行」のカラーマンホールは
     JR須磨駅付近の道路に集中的にありましたが、この写真 以外にもまだあるかも知れません。
     阪神大水害のことはたまに聞くことが有りますが、
     生田川より西側のことだと思っていました。
     この須磨でも水害が起きていたことには驚き
     ました。
     神戸は山と海が近く、傾斜がきついので、大雨が
     降ると、水害が心配です。
     ありがとうございました。
    2019年10月13日 07:34
  • y&m

    この藤田男爵って、大阪・大川のほとりにある藤田美術館や藤田邸跡の藤田家ですよね。神戸にも豪邸があったんですね。
    城良から10Km、よく見つかりましたね。
    2019年10月13日 12:59
  • ポジティブオーラ

    y&mさん
     有難うございます。
     藤田男爵を調べると一代で財を作って
     いますね。おっしゃるように藤田美術館などの
     藤田傳三郎さんで、藤田の大阪本邸は太閤園、
     東京別邸は椿山荘、箱根別邸は箱根小涌園、
     京都別邸はホテルフジタ京都に衣替えし、
     藤田観光が経営し現在に続いています。
     凄いです!
     ありがとうございました。
     
    2019年10月13日 14:46
  • ミクミティ

    須磨のマンホール、凝っていますね。しかも歴史をテーマにしているのが好感を持てます。一の谷の合戦ははずせませんね。
    潮音寺にある不動明王の磨崖仏は、南北朝時代に彫られれたのですか。歴史を感じます。当時の方々の信仰の深さを想像してしまいます。それをこちらに移されたので残っているのですね。藤田観光の創業の方ですか。
    2019年10月13日 22:35
  • ポジティブオーラ

    ミクミティさん
     有難うございます。
     カラーマンホールはJR須磨駅前の歩道で
     見られました。なかなか良いですね!
     この不動明王磨崖仏は、元々は天理の
     藤田邸にあったものをこちらに運ばれた
     そうです。 藤田男爵が手に入れる以前の
     ことが分からないのですが、歴史的には
     貴重な磨崖仏だと思います。
     それにしても阪神大水害の影響が、この
     付近まで及んでいたことに驚きました。
     ありがとうございました。
     
    2019年10月14日 07:35