水野の森・天皇の池・飛松天神・板宿八幡

今、教師のいじめ問題で巷を騒がせている、東須磨小がある
山陽電鉄東須磨駅から歩いて来ました。

歩いたコースは、東須磨駅~水野の森~天皇の池~須磨名水
~<また戻って>高尾台住宅地~祐康病院前~飛松中前~板宿八幡
というコースです。
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今から20年以上前、水野の森辺りは良く歩き、ここから須磨アルプス
の六甲縦走コースへ出る道は、出会う人も殆ど無くて、静かな良い
コースを楽しんでいました。
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ただ、一度水野の森から東山へ登るコースを歩いた時には、数匹の野犬の群れ
に出会い、威嚇されたことは今でも恐ろしかったことを覚えています。

そして、この水野の森は、夏には家族連れで飯盒炊飯やバーベキューを
楽しむ人達も多かったのですが、最近はどうなっているのか気になる
ところです。
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そして、20数年経った現在の状況は、以前あった小さなお寺も無くなり、
ハイキングコースの道も歩く人が少なくなっているのか、雑草で荒れて
いるという印象がありました。

特に、以前には修行のための”お滝場”も有ったのですが、今はすっかり
無くなっていました。

お寺があったあたり
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お滝場跡
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天皇の池付近
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天皇の池とは
 大正3年に造営された須磨(武庫)離宮の為に、綺麗な水を確保する
 必要があり水源地として離宮の傍の天井川上流に堰堤を造り貯水池を築造したもの。
 池の上下には大雨の時に貯水池に濁水が流れ込まないように
 バイパストンネルを設けられています。
 

須磨名水
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須磨名水の上流の広場から須磨アルプスへと歩くコースも雑草で見えなくなっています
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先へ進むことをあきらめて元に戻ります
(上流から見た天皇の池)
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水野の森を出て高尾台の住宅地を歩いて裕厚病院前に出て、桜木町を
歩いて飛松中学から板宿八幡へと向かいました。

祐康病院付近はかなりの高台になり、海が遥か下の方です
(車で上がるのも大変ですが、歩くともっとキツイ様に思います)
 
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板宿八幡へ登る参道坂道
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板宿八幡神社
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拝殿

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本殿

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板宿八幡神社由緒

  菅原道真公が九州へ左遷された時の宿泊の跡を保存し、永延元年(987)、
  菅公と武神八幡大神を鎮守神として創祀され、さらに明神町に鎮座
  していた池ノ宮明神を明治40年(1965)に合祀。

 板宿・飛松の名称は菅公左遷の際、板で囲った簡単な宿泊所を設けたこと、
 更に、菅公を慕ってこの地まで飛んできた松に此の地名が由来するもので、
 松の巨木は大正年間に落雷が原因で枯死したが、その切株は菅神の飛松と
 して境内の飛松社に奉斎されており、
 「太宰府の飛梅」と並んで「板宿の飛松」と慕われる。

 上野山に鎮座するが、東側の現在須磨学園高等学校の敷地となる山を得能山
 という。
 由来は、建武3年(1336)新田義貞軍に属し、湊川の戦で足利尊氏を迎え撃った
 四国伊予の豪族・得能通俊がこの山に陣を張り、その合戦で自害した同氏を
 山上に葬ったとする説であるが、大正13年(1924)同山を開拓した時、
 推定4世紀の竪穴式石室が発見された。
 その古墳から一体の人骨(女性)と二面の鏡・刀剣等が出土し、現在東京国立
 博物館に展示されているが、出土品等の写真を当社が所蔵する。

御祭神

 主祭神

     誉田別尊(ホンダワケノミコト)

 配祀神
 
    菅原道真(スガワラノミチザネ)
    大日孁貴命(オオヒルメノミコト)

飛松天神

   昌泰4年(西暦901年)菅公が大宰府への赴任の途中立ち寄られ、板で
  囲った簡単な宿泊所を設けたことから、この地を「板宿」と呼ばれる由縁と
  なりました。

  菅公が京都で大切にされていた桜は枯れ、梅は旅の途上芳しい香りを届け
  てくれました。

  しかし松は素知らぬ様子でした。

 菅公は次のような詩を詠まれました。

         梅は飛び 桜は枯るる 世の中に 

               何とて松のつれなかるらむ

 すると一夜にしてこの地に松が飛来してきたそうです。

 ただ残念なことに、飛松はこの地で力尽き、これ以上飛ぶ事が出来ず、
 大宰府迄行けなかったという事です。

 当社周辺の「飛松町」「飛松中学校」等の名はこの伝説にちなんだものです

 「飛松」は、高さ30メートルもあったとされ、紀淡海峡を渡る船人は
 この「飛松」を目印にして針路を定めていたそうです。
(『西摂大観』より)書物では、『摂陽群談』(西暦1701年)等に紹介
 されており、大変立派な松であったことが伺われます。 

 大正時代には、大きな樹木ゆえに数回の落雷にあい、枯死しました。
 現在は切株が天神社に奉斎されております。
 

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末社

  富成稲荷・元延稲荷・船津加稲荷
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この記事へのコメント

  • 降魔成道

    土地勘がないのでよくわかりませんが、結構な距離を歩かれたのですね。私もたまに同じような道を歩いたりしますが、かつてあった神社やお寺がなくなって寂れたようになるのは悲しいものがありますよね。
    板宿八幡神社の由来は興味深く拝見しました。ありがとうございます。

    2019年10月16日 23:41
  • ポジティブオーラ

    降魔成道さん
      有難うございます。
      距離的には余り歩いてはいないのですが
      膝痛がひどくなったのには参りました。
      ハイキングコースも、はやりすたりが
      有るのは仕方ないと思いますが、よく
      歩いた道が荒れていくのは寂しい限り
      です。
      今回は歩かなかったのですが、他の人の
      記事を見ていても、ここのコース―から
      尾根に上る山道が、クモの巣だらけだった
      と言う話などを聞くと余計に残念に
      思いました。
      ありがとうございました。
    2019年10月17日 07:07
  • トトパパ

    こんにちは。

    須磨周辺を歩かれたんですか。
    いいですね〜。
    色々巡られたんですね。
    伝説も面白いですね。
    2019年10月17日 08:27
  • ポジティブオーラ

    トトパパさん
     こんにちは!
     有難うございます。
     須磨周辺でも最近はあまり歩く人が
     少なくなっているところを歩きましたが、
     ハイキングコースも荒れると寂しいです。
     子供たちが30数年前には子供会で
     よく行ったところも最近は行かなくなって
     いるようです。飛松伝説は神戸ではよく
     知られていますが、一般的には飛梅ほど
     有名ではないかも知れません。
     ありがとうございました。
    2019年10月17日 08:44
  • winga

    おはようございます。
    お寺がなくなっていたり、荒廃を目の当たりにしますと
    寂しくなりますね。
    維持は大変ですから。
    ハイキングをする人が減ってるんですか。
    場所によっては人気のコースもあるのに。
    「飛び松」。へぇーあるんだ、と思いました。
    菅原道真公への想いでしょうか。

    これからの季節はハイキングにピッタリですね。
    2019年10月17日 09:22
  • ポジティブオーラ

    wingaさん
     おはようございます!
     有難うございます。
     年月の経過は色々変化を見せてくれますね。
     この森付近は、昔は子供会などでもよく
     行っていたところですが、人が行かなくなると
     すぐに荒れてしまいます。
     官公の遺跡では梅が良く知られていますが、
     こちらでは飛松も知られています。
     ただ残念なことに松はこの地で力尽き
     太宰府までは行けなかったということです。
     ありがとうございました。
    2019年10月17日 09:51
  • tor

    こんばんは。
    歩くのには良い気候になってきましたね。
    夏なら、このコースは大変のようです。
    人が通らないとすぐに荒れて自然にかえってしまいます。
    かっては修験者が歩いていたのでしょうか。

    道真公を追っかけて飛んできた松は
    大宰府までは行けなかったのですね。

    今話題の小学校や
    駅伝の強豪須磨学園も近くなのですね。
    2019年10月17日 19:24
  • ポジティブオーラ

    torさん
     有難うございます。
     人が通らなくなると山道が荒れるのは
     早いです。 暫く行っていないと、その
     変わり様は驚くことが多いです。
     最近は大雨の影響で山道が崩落している
     事も多いです。この辺りでは修験者は
     見かけませんが、以前の小さなお寺関係で
     滝行場があったようです。
     飛松がこの地で力尽きたというのも
     面白い話ですね!
     須磨学園は結構スポーツ強豪校の様ですね!
     ありがとうございました。
    2019年10月17日 20:06
  • yoppy702

    須磨アルプスは何度か行ってますが、一度以外は、須磨浦公園から縦走路ですので、こんなルートで行けるなんて知りませんでした。
    一度というのは、初めて、須磨アルプスに行った時なんですが、その時は、板宿から東山経由で行きました。
    殆どの方の逆パターンですね。(^^ゞ
    でも、逆方向やったので、栂尾山を過ぎて高倉台団地に下りるロング階段に来た時に、ワァ~!ってなりました。
    もう、、、素晴らしい眺望に圧倒されました。
    なので、その時に、八幡神社に寄りました。
    「板宿八幡へ登る参道坂道」…
    これ、思い出しました。(^^)
    見た時、ガクッとなったのを思い出しました。
    八幡様では、登山の準備と小休憩だけやったので、お詣りしただけでしたが。(^^ゞ
    2019年10月18日 00:29
  • ポジティブオーラ

    yoppy702さん
     ありがとうございます。
     私も板宿から須磨浦へと歩くこともありました。
     こちらは、高倉の階段を昇らなくて良いので
     少し楽をしたい時に歩いていました。
     高倉の階段は、神戸の海を埋め立てる時に
     山を削った名残りの様ですね!
     私もこの階段の上からの景観はピラミッドに
     登るとこんな感じかなと思ったりしています。
     素晴らしい眺望です。
     ありがとうございました。


    2019年10月18日 07:01
  • ゆらり人

    ポジティブオーラさんの思っていた姿とかなり変わったのでしょうか、見てると水量も減ってきれいではあるけれどどことなく淀んでいるようにも見えますね、流れる水音もないような感じでですが保護していると言われている何かをご覧になられましたか、山の天辺に降った雨が山の保水力がなく、直ぐに落ちてくるような環境になり即枯渇捨ているようにも私には見えま何処もかしこも環境破壊が起き残念ですね。
    2019年10月18日 15:59
  • y&m

    ポジティブオーラさん 足の方は随分回復されている
    ようですね。あれだけの坂道を歩かれるのは羨ましいです。
    道は人が通らないと急激に荒れますね。私も熊野で経験
    しましたが、こんな所で倒れたらどうしよう?なんて思い
    ながら歩いてましたよ。
    2019年10月18日 17:36
  • ポジティブオーラ

    ゆらり人さん
     有難うございます。
     この辺りは須磨の名水と言われる水の
     水源地のようです。 雨水が花崗岩の
     砂礫に浸み込んで浄化されることで
     水が綺麗になっているようですが、
     水量も減っている様に思いました。
     天皇の池も底が見えるほどで割と
     綺麗でしたが、離宮に給水していた頃
     は、もっと整備されていたことだと
     思います。
     近年の大雨や地震などで山肌の崩落も
     よく見かけます。
     山も変化していますね!
     ありがとうございました。

    2019年10月18日 17:43
  • ポジティブオーラ

    y&mさん
     有難うございます。
     膝の調子が良い様に思い、調子に乗って
     歩きましたが、実は板宿八幡さんでは
     痛みを我慢するのも大変になりました。
     油断するとドンドン悪くなるようです。
     熊野古道では動物だけでなく妖怪もいる
     らしいですから一人歩きは不安ですね。
     六甲の様な山でも枝道に入ると危ない
     こともありますが、熊野の様な山中で
     足を挫いたりしても大変です。
     どんな山でも油断できないです!
     ありがとうございました。
    2019年10月18日 18:14
  • わけい

    教師のいじめはこの辺りの小学校の話だったんですか。それにしても、学校での話とは信じられないような事件ですね。
    須磨名が「すまんな」(学校の先生の言葉)に見えてきました。
    中ほどの写真は、「湧き水」ですか、済んでいてとてもきれいで飲めそうに見えました。
    「天皇の池」などという恐れ多い池もあり、当時の人がよくそういった命名をしたと思います。(〇〇離宮池とかなら分かりますが・・・)
    応援団HITの幕は一体何だろうと思います。拡大したら学校名らしきものが読み取れましたが、何を応援しているのかまでは分かりません。
    須磨は砂浜の街のイメージがありますが、坂道が多いですね。海のそばがすぐ山なのでしょうか。

    2019年10月18日 21:42
  • ポジティブオーラ

    わけいさん
     有難うございます。
     「すまんな」と言われているのは知らなかった
      ですが、他人の痛みが分からない人間が
      先生ですから、子供たちもあきれているようです。
      「天皇の池」の水は、少し上流の「須磨名水」
      の流れを貯めたものです。
      「須磨名水」は花崗岩の砂礫層に浸み込んだ
      雨水が流れ出ています。
      飛松中学のHITは、中学校の校区内小学校の
      東須磨小(H)板宿小(Ⅰ)飛松小(T )の
      HITのようです。
      神戸の町はどこでも海と山が近いのですが、
      須磨は六甲連山の西端になり、特に海が
      近いですね! 
    ありがとうございました。
    2019年10月19日 07:17
  • ミクミティ

    東須磨小はちょっと有名になってしまいましたね。
    素敵なハイキングコースがあるのですね。天皇の池は興味深いです。須磨に離宮があったとは知りませんでした。奥深い渓流の様子を見るとここに名水が出たことがしのばれます。ここに様々な歴史があったことでしょう。
    飛松天神の伝説も初めて知り、興味深いです。
    2019年10月21日 23:41
  • ポジティブオーラ

    ミクミティさん
     有難うございます。
     須磨離宮は月見山にありますが、元々は
     西本願寺の大谷光瑞の別邸だったそうです。
     そこを明治天皇の為に宮内省が買い上げた
     ところです。今は神戸市の離宮公園として
     開放されています。
     飛松伝説も面白いですがあまり有名では
     ないようです。
     ありがとうございました。
     
     
    2019年10月22日 07:27
  • アルクノ

    写真では荒れた道のようですが、ハイキングコースなのですね。
    道標も立っています。
    東山から板宿に下った事はありますが、そのコースでは無いようです。
    天皇の池なんて知りませんでした!
    今でも水は絶えていないのですか。
    須磨名水の上流の広場から上へは進めないようですね。
    整備するのを放置したハイキング道?
    板宿八幡は東山から板宿へ下る途中ここで休憩して、参拝したことがあります。
    写真で、その事を思い出しました。
    2019年10月22日 16:11
  • ポジティブオーラ

    アルクノさん
     有難うございます。
     このコースを歩くハイカーは少なくなって
     いるようですが、道標に従って行くと
     栂尾山方面に出ますし、須磨名水の上の
     コースを採ると、縦走路の尾根道へも
     上がれますが、以前は写真のような雑草
     もなく明確な踏み跡があったのですが、
     それが見えなくなっていました。
     天皇の池へは、須磨名水の水が、小さな
     川となって続いています。
     須磨から板宿へ歩くコースも良いですが、
     板宿に向かわずに、妙法寺から高取山へ
     登るのも良いですね。
     ありがとうございました。
    2019年10月22日 17:32