父母恩重経

先週半ばに母がなくなりました。 6年程前からグループホームでお世話になっていましたが、 見舞いに行くとニコニコと迎えてくれ、大好きなプリンを 持っていくと、いつもいつも「おいしい おいしい」と言って 喜んで暮れていました。 2年前にホームから認知症の専門病院だという、新しい綺麗な 施設に移りましたが、外観の良さとは裏腹の内実を知った時には 既に手遅れの様な状態にならされていました。 この転院には、今も大きな大きな後悔が残っています。 それまで、少しもたつきがあったとはいえ、自分の足で歩いて いた母が、一週間もたたずに車椅子に縛り付けられて、無表情 になり、聞くと夜もベッドに縛られていました。 医師の説明では、熱が有るので抗生物質を点滴、それだけでなく 精神を麻痺させるような薬を服薬させているようなことでした。 そうして、直ぐに話も出来なくなり、うつらうつらとしているだけに なると、今度は医師は胃ろうを勧めてきて、転院を勧めてきました。 (わずかな期間で廃人の様にしてしまうこの病院を選んだ事が、  本当に大きな後悔となっています。) この1~2か月のわずかな期間で、症状が良くなるどころか、一挙に 悪くなり転院。 そして延命処置のできる病院へ移り一年と十か月。 この病院では、丁寧な対応、処置で安心できましたが、如何せん 殆ど、意思の交換も出来ないまま亡くなりました。 私が病院を間違えていなければまだまだ元気で生きてい…

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