大峰山
6月1日の朝、神戸の大峯講の行事に参加して、洞川より大峰山、山上ヶ岳
(1719M)に登拝してきました。
平成14年以来、7年ぶり4回目の大峰山になりましたが、新客さん達と
一緒にゆっくり登って行きましたので,メタボ体形に変身している現在でも
それほど疲れも無く登れました。
大峰山は役行者さんが1300年以前に修行された聖地として、今も
女人禁制が守られ、女性の行者さん達は稲村ヶ岳や蛇之倉など
で行をされています。
女人結界門
途中「行者さんのおたすけ水」を過ぎ、洞辻茶屋で吉野からの道と合流
洞辻茶屋、陀羅助茶屋をすぎて木の階段を登っていくといよいよ
表の行場がでてきます。
最初の鐘掛岩を過ぎ、等覚門をくぐると空気感のようなものが変化するのを
感じました。
等覚門
表行場・・・・鐘掛 「鐘掛と問うて尋ねて来てみれば 九穴の蔵王
下にこそ見れ」
鐘掛岩と呼ばれる、6~7Mの切り立った岩を、先達の指示で
手足の置き場を教えてもらいながら登ります。
お亀石 「お亀石踏むな叩くな杖つくな 避けて通れよ
旅の新客」
西の覗き「ありがたや西の覗きに懺悔して 弥陀の浄土に
入るぞ嬉しき」
西の覗きは有名な行場で、切り立った絶壁から身を乗り出して
「親孝行するか…