西須磨の昔話

月見山付近を歩いていた時、稲葉公園という公園で休憩
していると、小さな”絵かんばん”の様なモノが目にとまり
ました。

近づいてよく見ると、この付近の須磨の説話を紹介した
ものでしたが、知らない話もあり、興味深く読ませて
もらいました。

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まつかぜ むらさめ伝説】

 今から千年以上も昔のこと
 都から身分の高い「在原行平」が須磨に流されて
 きはった

 ある日、多井畑の村長の娘「もしお」「こふじ」は須磨の
 浜に汐くみにやって来て、行平と出会い親しくなったんや。

 行平は「もしお」を松風、「こふじ」を村雨とよんで、離宮道
 あたりにあった行平の家にいっしょに住み、今の離宮公園
 の山で月見をしたりして三人は楽しい時をすごしたんや。

 そやけど、三年がたって行平が都へ帰ってしまうことに
 なって、歌を残して行ってしもた

 『たちわかれ  いなばのやまの みねにおうる
             まつとしきかば  いまかえりこむ』

 「まっていると聞いたら、すぐに帰ってくるよ」という気持ちを
 よんだんやけど、それからもう二度と行平は帰ってこんかった

 「松風」と「村雨」は尼さんになって、お堂を立て、行平を
 しのんだということや

 今でも松風村雨堂には、行平が残した「衣」と「冠」を
 かけたといわれる松の切株があるんや。
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すわ神社のきつね

 須磨の天神さんの西の諏訪神社は、昔、大きな木で
 うっそうとしていたが、三味線のお師匠さんが夜遅くに
 帰って来た時、弟子の「おちよちゃん」に化けたきつねに
 手を引かれて海岸にまで行ってしもたそうや きいつけや!
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三匹のたぬき昔話

 しんけのおきく ぶんべえのとびとび いばのよたろうたぬき

 ちよっとそこまでおつかいにと村人が弓場八幡さんの前を
 通りかかったときや

 前を行くかわいい女の子に気を取られているうちにハッと
 気が付くと多井畑まで来てたんやて

 「新池(しんけ)のお菊」 「ふんべえのとびとび」
 「射場の与太郎」という三匹のいたずらたぬきがおって
 みんなをだましたそうや

 「新池」は、今の離宮公園のしょうぶ池、「射場」はやぶさめ
 の行われた弓場八幡あたりのことやで おもしろいな
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にしすまのじゃあな

 むかし関守稲荷神社の西に大きな横穴があって、先は
 多井畑までつながっていたそうや

 そのほら穴に大きな白い蛇が住みついてから この辺りは
 平和でのどかな日が続いたんで、村の人はお供え物をして
 おまつりしたそうや

 へびさんみてもこわいことしないから、なかよくせんとあかんな

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この記事へのコメント

  • tor

    良い試みですね。
    昔話を読んで由来を知るなんて。
    神社の由緒にも物語があるのですが
    なかなか難しくて
    読む気がしなくなったりしませんか?
    2019年02月27日 18:55
  • ポジティブオーラ

    torさん
    ありがとうございます。
    土地土地の昔話は、当時の
    生活や情景が分かるようで
    中々楽しいものだと思いました。
    寺院の縁起物語はCM的な要素が
    大きいようですが、神社では
    祖霊の貴種との繋がりを大事に
    しているように思います。
    新撰姓氏録がそういう中で混乱
    した先祖の氏に対しての見解を
    示したものだと思いますが、
    多くの神社が戦乱や自然災害で
    古い記録を失くしているのが
    残念ですね!
    ありがとうございました。
    2019年02月27日 19:52
  • yoppy702

    この「絵かんばん」、イイですね。
    それに、昔話は好きなんです。(^^ゞ
    須磨寺、離宮公園の方は、あまり行った事はないのですが、今度、須磨寺の方へ行く時には、この画像を印刷して持って行きたいと思います。
    「まつかぜ むらさめ伝説」は、先日ご紹介頂いた伝説ですね。
    「にしすまのじゃあな」の「じゃあな」って何かと思ったら、「蛇穴」なんですね。
    「絵かんばん」を見て、やっと解りました。
    漢字ってありがたいですね。(^^ゞ
    2019年02月28日 00:24
  • ポジティブオーラ

    yoppy702さん
    ありがとうございます。
    私もこの絵看板を見つけた時は
    嬉しくなりました。
    大変上手な絵で分かり易いですね。
    多分、地域のボランティアの方たちの
    手作りの様ですが、目立たない公園の
    一角に立ててあるのがもったいない
    思いです!
    今は森も無くなりキツネやタヌキに
    白蛇などは、住めない住宅地に
    なっていますが、この様な話で
    昔の風景を感じるのも面白いと
    思いました。
    ありがとうございました。

    2019年02月28日 07:52
  • y&m

    これは良いアイデアですね。教育委員会や行政の用意した説明書きと違って温か味がありますよ。大人も子供も楽しめて、何方の発案でしょう?。(^^♪
    2019年02月28日 09:48
  • ポジティブオーラ

    y&mさん
    いつも有難うございます。
    この絵看板は、公園の隅に
    立てかけられてあり、あまり
    目立たないのですが、勿体ない
    出来だと思います。
    この公園の近くに稲葉プラザ
    ふれあい協議会と言うコミュニテイ
    がありますので、そちらの
    ボランティア活動で作られたのでは
    ないかと思います。
    他にも有るのかどうか?知りたいですね!
    ありがとうございました。
    2019年02月28日 13:33
  • アルクノ

    多井畑の村長の娘「もしお」「こふじ」のお話し。
    私はポジテイブオーラさんにコメントを頂いた、「須磨離宮公園から栂尾山を経て須磨浦へ(2018.11.25・日)」で記しました。
    在原行平が、「もしほ」に松風、「こふじ」に村雨と名付け、小倉百人一首で有名な歌を詠んだ事をこの松風村雨堂で知った次第です^^;
    稲葉公園に、小さな”絵かんばん”があるんですね。
    今度その近辺を歩いた時に探してみます。
    以下、面白い話ばかりで、興味津々デス!
    2019年02月28日 20:39
  • ポジティブオーラ

    アルクノさん
    有難うございます!
    良く出来た伝説ですが、昔から
    色々な話があるようですね。
    謡曲の演目になってから話が定着
    したようです。
    行平の歌にしても
    855年の春、因幡守に任ぜられ、
    赴任地へ向かうときに、
    送別の宴で詠んだ歌と言われています。
    因幡国の稲羽の山の松に自身の思いを
    掛けた歌で、須磨での話ではないようです。
    ……それでも地元の伝説と思った方が
    断然面白いですね!
    今回は昔話と現在の様変わりした
    風景を比べてみました。
    またもう少し須磨の他の昔話と現在の様子を
    調べて見るつもりでいます!
    ありがとうございました。
    2019年02月28日 22:07

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