ビリケンさんは・・・大黒天?

以前兵庫区の松尾稲荷神社のビリケンさんについて書いたことがありましたが、
今日(2月7日)の読売新聞朝刊で、そのビリケンさんについての詳しい記事が
出ていました。

松尾稲荷神社(2019.01.19)
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その記事ではビリケンさんの右手に小槌が握られている写真が掲載されていました。

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私が見た時は前掛けなどで見えなかったため、この姿は分かりませんでした。
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・・・読売新聞の記事を以下に抜粋紹介させていただきます

「ビリケンさん」と聞けば、大阪・新世界の通天閣にまします福の神を、
関西人の多くは思うだろう。
実は神戸市内の神社にも鎮座しているらしい。
調べてみると、名称の由来は、米大統領がかかわっているとの説もある
のだとか。
福の神になった大統領? ……。ルーツを探った。(伊藤孝則)

大黒天?

 早速、ビリケン像があるという神戸市兵庫区の松尾稲荷神社を訪れた。

 宮司の長山竹之さん(63)に案内され、本殿の奥に進む。
 道すがら、氏子らから奉納されたお稲荷さんがずらり。
 その一角を見やり、思わずにやりとしてしまった。

 横に大きく広がった特徴的な口に、上向き加減の鼻の穴、大きく前に
 つきだした両足。通天閣のそれとは少し違うが、まさしくビリケン像だった。

 木製で高さは約60センチ。神社では「松福様」と呼ばれているという。

  祭神の稲荷大明神とどんな関係があるのか、

 大正初期、神戸・元町にあった洋食店の主人が、異国の水兵が持っていた
 ビリケン人形をまねて作らせた。
 それを店頭に置いたところ、商売にならないほど見物人が殺到し、商売繁盛
 の御利益がある同神社が譲り受けることになった。

 よく見ると、打ち出の小づちを手に、米俵の上に座っている。
 それが水兵の人形に由来するのか、作者のイメージかは分からない。
 確かなのは、七福神の大黒天を想起させるということだ。

夢のお告げ?

 松福様には、病気平癒、学業向上の御利益があるらしい。

 長山さんに「よく見てみてください」と促されるまま、像に顔を近づけると、
 額あたりの漆が少しはげていた。あまたの参拝者が「我が子の頭が良くなるように」
 と頭をなでた跡だという。

 病人が患部と同じ部分をさすると、癒えるとされる「撫で仏」のような、民間信仰
 の対象だったのだろう。

 当時、ビリケンさんは、海の向こうからやって来た福の神として、国内で大ブーム
 だったようだ。

 「ビリケン! かう言つただけで人はもう笑ひ顔をする、ビリケンはそれ程までに
 擴まりそれ程までにオカシがられる」

 1912年(明治45年)2月8日付の読売新聞はこう書き出し、
 ブームの様子を伝えている。

 記事によると、ビリケンは1908年、米国の女性美術家の夢に現れ、
「俺様の像を作ればお前の名声は世界に轟く」と告げた神様という。

 女性は像を作り、シカゴの展覧会に出品したところ、幸運のマスコットとして
 大評判になり、海を越えて日本にも伝わった、と。

 ちなみに当時、足指をくすぐるとビリケンが笑うとの説明書があり、
 客を求める芸者らがビリケンの「頬の落ちるまで」くすぐったらしい。

大統領の愛称?

 「ビリケンさんの手は短く、足に届かないでしょう? だから代わりに
 くすぐってあげ、笑ってもらうことで福を授かるんです」

 そう教えてくれたのは、通天閣観光の西上雅章会長(70)だ。

 通天閣にビリケン像が初めてお目見えしたのも、先に紹介したブームまっただ中の
 1912年のこと。新世界にオープンした遊園地に、異国の神様としてまつられた
 のが始まりらしい。

 最後までひっかかった名称の由来について、西上会長に聞いた。

 結論は「諸説ある」とのこと。1908年の選挙で圧勝したウィリアム・タフト
 第27代米大統領の愛称「ビリー」にちなんだとも、カナダ北部の先住民族に伝わる
 「ベリケン」と呼ばれる人形だとも言われているそうだ。

 100年以上も前に米国人の夢枕に立ち、今も神戸の人々に親しまれている
 ビリケンさん。
 コロナ禍の今はなかなか触ることもできないが、「タッチできる日が来るまで、
 変わらずに見守ってくれるはずです」と西上会長は話す。


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この記事へのコメント

  • yoppy702

    家から新世界迄、徒歩10分も掛からないんですよ。
    なので、ビリケンさんと言えば、新世界、通天閣が本場(?)と小さい頃から長~い間、思ってたんですが、ポジティブオーラさんや、神戸のブロ友さんの記事に登場するのを見て、神戸との深い関わり、ルーツも知り、今は見方が変ってます。(^^ゞ
    さらに、、、大黒天ですか!
    「右手に小槌が握られている写真」って、正に、このビリケンさんですね。
    作者(?)の夢のお告げの話も聞いた事がありますが、ここの、ビリケンさんの姿を見ると、なるほど…となりますね。
    新世界にオープンした遊園地ってルナパークですね。
    そこに、ビリケンさんが置かれていたというのは知ってますが、こちらのが日本最古という事は、その前に、神戸には来られてたんですね。
    考えたら、小さい頃から、何気にビリケンさんと言ってましたが、不可思議な存在ですね。(^^ゞ
    2021年02月08日 01:07
  • ポジティブオーラ

    yoppy702さん
     いつもありがとうございます。
     普通の関西人なら、ビリケンさんと言えば
     新世界ですよね!
     私もずっとそのように思っていました。
     大体、神戸にビリケンさんがお祀りされて
     いることも知りませんでした。
     神戸にはもう1か所、西出鎮守稲荷でも
     ビリケンさんがお祀りされています。
     神戸元町が異国との窓口になり、そこから
     広まった文化も多かったのではないでしょうか?
     でも夢のビリケンさんが小槌を持っていた
     としたら本当に不思議な組み合わせのように
     思いますね。
     ありがとうございました。

    2021年02月08日 08:28
  • ゆらり人

    こちらのビリケンさんが元祖ではないですか、聞いたか見たかで知っていましたが、こんなに近くでは見たことがなかったです。
    ちょっと怖わそう、でも愛嬌も感じますね。
    いま大黒様をある手法でお見せするために作っています。
    中々上手く行きませんが、出来たら見てくださいね。
    2021年02月08日 09:23
  • ポジティブオーラ

    ゆらり人さん
     いつもありがとうございます。
     こちらのビリケンさんは明治45年の新聞記事
     でも見られたそうで、かなり早くから神戸に
     来ていたようですね。
     なぜ小槌を持っているのか不思議です。
     ゆらり人さんの大黒さん、楽しみです!
     ありがとうございました。
    2021年02月08日 09:38
  • てくてく

    ビリケンさん、まだ、新しい神様?なんですね。
    平經俊墳のある、西出鎮守稲荷さんのビリケンさんはお目にかかりましたが、東出の松尾稲荷さんのビリケンさんには、まだ、お目にかかってません。^O^
    2号線を挟んで、東西にビリケンさんがいるって、なんででしょうね。^O^
    緊急事態宣言解除になったら、会いに行きたいです。^_^
    2021年02月08日 16:37
  • tor

    通天閣のビリケン様には会いに行きましたが
    神戸にも祀られているのですね。
    それも大黒天さん風に変身して。
    これは御利益も何倍にもなるでしょうね。
    皆さん撫でられているのでしょうね。
    良い感じで光ってますね。
    新型コロナが去って
    また撫でてご利益をいただきたいものですね。
    2021年02月08日 19:15
  • ポジティブオーラ

    てくてくさん
     いつもありがとうございます。
     ビリケンさん、1908年に米国人女性美術家の
     夢に現れたという事ですから100年少し前ですね。
     西出鎮守稲荷社へは行かれたのですね。
     高田屋嘉平さんの灯篭も知られていますが、
     ビリケンさんは本殿の中で見えにくかったのでは
     ないでしょうか。西出のビリケンさんは昭和の
     初めに造られたようですね。
     東出の松尾稲荷社も一度お詣り出来れば良いですね!
     ありがとうございました。
    2021年02月08日 19:38
  • ポジティブオーラ

    torさん
     いつもありがとうございます。
     この松尾稲荷社のビリケンさんは、風貌も
     両手の持ち物も変わっていますね。
     昔はジャパンビリケンと呼ばれて人気が
     あったようですね。
     元来のビリケン像を見て、日本人が彫った
     とのことで、その時にアレンジされたかも
     知れないのですが、不思議な存在感がありますね。
     お稲荷さんとビリケンさんのご利益で
     商売繁盛や縁結びでお参りされる方が多い
     ようです。
     ありがとうございました。
    2021年02月08日 19:48
  • ミクミティ

    ビリケンさんは、非常に不思議な存在ですね。
    大阪や神戸で人気があるのは知っていましたが、それがどこから来たかが定かではない。もの凄い昔ではないのに、諸説あるのですね。ただ、日本独自ではないのは確かのようで。
    松尾稲荷神社のビリケンさんは、100年以上人々に強く愛されて崇拝されてきたことを感じます。
    2021年02月08日 21:36
  • ポジティブオーラ

    ミクミティさん
     いつもありがとうございます。
     ビリケンさん本当に不思議ですね。
     日本の物ではないという事は分かっても
     その由来までは知らない人の方が多いと
     思います。
     この松尾稲荷神社のビリケンさんが元来の
     姿なのか? 日本で作られたときに変化
     したのか分かりませんが100年以上前のもの
     という事は確かなようですね!
     ありがとうございました。

    2021年02月09日 07:53
  • yasuhiko

    なるほど、ビリケンさんの由来ですか。
    興味深い記事の紹介を有難うございました。
    確かに、よく見えないけれど、右手に
    打ち出の小槌を持ってらしたんですね。
    大黒さんとの一体化とでも言ったらいいのか、
    とても面白い姿だと思いました。
    日本には、海の向こうから福の神がやって来る
    という民間信仰が昔からあるのだとか。
    その信仰が大正期にも生きていて、新しい
    欧米由来の神様、ビリケンさんを誕生させた
    というのは驚くべき話ですね。
    2021年02月10日 18:15
  • ポジティブオーラ

    yasuhikoさん
     いつもありがとうございます。
     このビリケンさんが日本最古ということですが、
     私自身はオリジナルから日本風に変化して
     いるように思いました。
     元々の米国の美術家の夢に現れたオリジナルの
     姿が分かりませんので何とも言えませんが、
     このビリケンさんは右手に小槌、左手に宝珠を
     持っているという話もあります。 私は日本で
     造るときにアレンジが為された様に思いました。
     でもこのインパクトのあるお姿にはパワーを
     感じますね!
     ありがとうございました。

    2021年02月11日 07:22